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社会問題とかボランティアって興味あるけど…という方へ

12代CLOVER〜難民と共に歩むユース団体〜代表の中村優希です。

CLOVERはこのサイトにもある通り、難民問題に関わるボランティア団体です。


難民問題を初めとする社会問題、そしてそれに関わるボランティア団体って何だか敷居が高いイメージがありませんか?


この記事ではこのイメージを払拭し、ゆるーくでも考えるきっかけになることを目指して私自身の考えを書いていこうと思います。

そのためCLOVERとしてよりは、あくまで一個人の考えとして捉えていただけると幸いです。


意見が固まってないと行動できない?


社会問題、と聞くとディベートの授業でやるイメージをお持ちの方もいるのではないかと思います。

例えば原発問題。何となく行ってみた将来の発電方法ついて考えるという講演会は、そんなテーマよりとにかく「原発反対」という感じで、カンパまでありビビってしまったことがあります。確かに原発に賛成ではないけど…反対と言い切っていいのか…という気持ちが私の中にあったため余計に反対運動をする彼らとの距離を感じたのだと思っています。

問題に対して賛成や反対という強い意志、そして意志に基づいた行動は素晴らしいと思います。熱い想いや行動に伴って問題に対する知識も深いことでしょう。

一方でその熱意が、賛成でも反対でもない、でも少し関心はあるという人にとっては「私なんか…」と思ってしまう敷居の高さにつながっているようにも感じることもあるのです。


ですが、社会問題は必ずしも賛成/反対だけの軸で語れるほど単純ではありません。一つの社会問題についても賛成か反対なんてわからないと感じる人がほとんどでしょう。むしろ直ぐに賛成/反対と決めつけてしまうことの方が危険性を孕んでいると思います。

「わからないんだけど…とりあえずこんな風に思うなあ」という人の声を拾うことは、より多くの人が社会に参画する一歩であると思います。


だから、まずは意見なんて定まらなくても社会問題をなんとなーく考えてみることが重要だと思っています。


そして、少しでも気になるなと思う社会問題があったとき、その問題に関わる人に話を聞いたり実際に現場に行ったりすることをおすすめします。これはそのような経験が身体性のある知識になるからです。身体性についてはまた別の機会にお話したいと思っています。


難民問題、またはCLOVERに興味を持ってくださったあなたへ


先述の通り、実際に現場に行くという点で、牛久入管に面会活動を続けるCLOVERは難民問題に関わる第一歩を踏み出しやすい団体です(新歓時期なので宣伝です笑)。

CLOVERは「難民と共に」とあるため、難民問題について詳しくないとだめなのかな…と不安になるかと思います(私もそうでした)。しかし、その必要はありません。ミーティング内の勉強会でも、面会活動でも、そのとき感じたことを自分の中で取っておいてくれれば十分だと考えています。

難民問題について知りたいな、考えてみたいなとちょっとでも思ったとき、是非CLOVERに立ち寄ってくれればと思います!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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